マッシュ
わたしはママになってから約1年でWEB業界に仕事復帰しました。それから約8ヶ月が経とうとしていますが、WEBのお仕事が子育てと両立しやすいとは思えていません。
ツイッターにもこのことを投稿をしたところ多くの反響がありました。
ママになってから就活や業務委託、パートで働いてみて、WEBの仕事は育児と両立しやすいとは思えない話を旦那にしたら「そう思った理由を発信した方がいい。その情報を求めてる人はたくさんいると思う。」と言われた。
来週のブログはこれかな
— マッシュ|LP制作サービス準備中 (@mush_designer) January 20, 2021
わたしのように感じているママさんも多くいるのではないでしょうか?
今回のブログではママになってからWEBのお仕事で辛いと思ったこと、会社勤めで辛いと思ったこと、在宅フリーランスで辛いと思ったことの3つに分けてまとめてみました。
今、ママをターゲットにしたWEBスクールの広告の影響もあり、WEBデザイナーになりたいと思うママさんが増えています。このブログを読んで自分にとって子育てと両立しやすい職業なのか考え、後悔の少ない選択をして欲しいと願っています。
それではご覧ください。
- WEBデザイナーになりたいママさん
- WEB関連の会社で働きたいママさん
- 在宅フリーランスで働きたいママさん
Contents
ママになってからWEBのお仕事で辛いと思ったこと
短い時間の中で制作するのはハード
娘が生まれる前、WEBの仕事を始めた頃は、経験があまり無いなかでも、残業をすることで仕事量を補っていました。
しかし、今は時短で決められた時間の中で制作しなければなりません。
保育園のお迎えもあるので残業もできず、間に合うか焦りながら仕事しています。
終わった後、どっと疲れた状態でのお迎えや家事、育児はなかなかハードです。
特に今はイヤイヤ期ということもあり、ベビーカーに乗りたくなく泣き叫んだり、地面にゴロンと転がったりが日常茶飯事。
仕事で疲れてる時はこの状況が辛く、娘と一緒に泣きながら帰ってきた日もありました。今では懐かしい思い出です笑
締切や急な依頼がキツい
WEBやグラフィックは締切や急な依頼・修正がつきものです。
例えば、勤務終了の1時間前に急に依頼がきて「今日中に制作して下さい」ってこともありました。
急な対応が苦手な自分にとってはこれがプレッシャーになってます。
勉強する時間が必要
WEB業界は流れが早いため、新しいルールがどんどん出てきます。ですので、お仕事の他にも勉強する時間の確保が必要です。
しかし、ママが時間を確保するには自分の時間を削るしかありません。
仕事、家事、ママ業、、、いろんなものを抱えている中で自分の時間も削ることになります。主に睡眠時間、、、。
WEB関連の会社で働いて辛いと思ったこと
条件に合う会社がなかった就職の壁
わたしは東京在住ですが、郊外に住んでいることもあり、保育園のお迎えに間に合う勤務時間で探すと応募できる会社がほとんどありませんでした。
通勤だと15時30分まで、在宅だと16時まで。
この条件で探すのはなかなか難しく「スタートラインにもたてない」と思いました。
年齢制限もあるそうなので、WEBデザインを学ぶ前に自分の就業条件に合った仕事があるのかを確認することをおすすめします。
時短・短日数勤務、急な休みがある中、会社で働くということ
わたしは現在、週3日5時間で一般企業のWEBマーケ課で働いていますが、時短・短日数だと社内や取引先とスムーズにやりとりがいかないなと思うことがあったり、制作が終わらず謝って帰ること、締切日に娘の体調不良で出勤できないことがありました。
会社の方には理解してもらっていますが、小さい子どもを抱えながらWEBのお仕事をするのは難しいなと感じることが多いです。
この点はWEB業界であろうと、他の職種と同じですよね。会社務めのの宿命かなと感じています。
【補足】未経験からの就職枠が少ない
これはわたしが経験したことではなく聞いた話ですが補足として書きます。
わたしがこのWEB業界にキャリアチェンジした5年前は未経験でも就職しやすいイメージがありましたが、今は未経験での採用はなかなか難しいと聞きました。
その背景にはすぐに辞めてしまう人が多いことや教育費に予算をかけられないこと。
なので即戦力の人材を求める企業が多いそうです。
せっかくWEBを学んでもいざ就職しようとした時に未経験で応募できる企業が少ないかもしれないということは知っておいた方がいいと思いました。
在宅フリーランスで働いて辛いと思ったこと
子どもをみながら仕事はできない
よく広告バナーでありますよね。子どもの隣でパソコンで仕事しているママさんの画像。
はっきり言って無理です。できません。
わたしの娘はもうすぐ2歳ですが、好奇心旺盛で目が離せませんし、わたしが仕事をすること自体が嫌でパソコンを見ると破壊されそうな勢いで叩いてきます。
お昼寝の時間や子どもが寝た後に仕事をすることも可能ですが、その時間は家事をやったり、疲れて一緒に寝てしまうこともあるのが現実。
(お昼寝しない、夜に寝るのが遅い子もいます。)
以上のことから、わたしの場合は在宅で子どもをみながらの仕事は難しいと思いました。
保育園や幼稚園に通い始めたらお仕事をすることをおすすめします。
(実際にわたしも産後3ヶ月でお仕事を1件やりましたが、無理だと悟って保育園が決まるまでは休業にしてます。)
家族に理解してもらうのに時間がかかる
在宅フリーランスという働き方は家族に理解してもらうのに時間がかかります。
実際にわたしが在宅フリーランスになってから悩んだことをまとめてみました。
- 仕事中に話しかけられる
- 夜や休日に仕事をしていると「なんで仕事しているの?」という感じで嫌な空気になる
- フリーランスDAYで家にいる時は「今日は休み?」と聞かれることが多い
- 旦那の休みの日に娘のお迎えをお願いすると「なんで?」となる
家で仕事をしていると公私の区別がつきにくいことや「在宅の仕事は楽」と思われてしまうことが原因だと感じています。
わが家では話し合いを重ねて今では解決していますが、家庭と両立するために在宅フリーランスになったのに家族不和になっていて本末転倒だなと思いました。
家族の協力が必要
フリーランスで働く場合、家族の協力が必須です。
どのような場面で必要かというと子どもの急病などで予定通り仕事ができなかった時や思っていたよりも制作に時間がかかっている時、急な問い合わせや緊急対応など営業時間内に終わらない時です。
夜や休日など家族に子どもをみてもらい仕事時間を確保する必要があるので、フリーランスで働く場合は家族にどの程度協力してもらえるのかも話し合っておく必要があります。
ちなみにわが家の場合は近くに頼れる家族がいないことや旦那のお仕事が忙しく協力してもらうことがなかなか難しい状況で失敗もしました。
こちらの記事でまとめていますので合わせてご覧下さい。

まとめ
いかがでしたか?
これからWEBデザイナーになりたいというママさんの夢を壊してしまう内容だったかもしれませんが、これがわたしの感じたリアルです。
ただ、自分自身が子育てとWEBのお仕事を両立していくことに慣れていっていることや娘の成長と共に少しずつ楽になっていることも事実です。
こちらの記事では辛いなと思いながらもWEBのお仕事を続けている理由を書いていますので合わせてご覧下さい。
それではまとめです。
- 短い時間の中で制作するのはハード
- 締切や急な依頼がキツイ
- 勉強する時間が必要
- 就活では条件に合う会社が少なかった
- 時短・短日数・急な休みがある中、WEB業界で働くのは大変
- 未経験からの就職枠が少ない
- 子どもをみながら仕事はできない
- 家族に理解してもらうのに時間がかかる
- 家族の協力が必要