
こんにちは!フリーランスWebデザイナーのマッシュ(@mush_designer )です。
近年では働き方が多様化しフリーランスで働く人も増えてきました。
フリーランスの契約方法である「業務委託」に興味のある人も多いのではないでしょうか。

あなたは業務委託のメリット・デメリットはご存知ですか?
業務委託は事務作業も自分で行う必要があったり、労働基準法が適用されないことから、リスクも伴います。
今回の記事では、業務委託のメリット・デメリットをわたしの経験談と合わせてまとめましたので、自分に合っている契約方法なのか考えてみて下さいね!
この記事はこんな人におすすめです。
- これから業務委託で契約する人
- フリーランスの人
- 業務委託のメリット・デメリットを知りたい人
それではご覧下さい。
業務委託メリット
①好きな時間・場所で働ける
勤務時間や場所に対して縛りがないため、自分のライフスタイルに合わせて働くことが可能です。

お打ち合わせのためオフィスに出社することや、セキリティの問題で場所を指定されることもあります。
②自分の得意な分野で働ける
会社員だと時には自分がやりたくない仕事や苦手な仕事もやる必要がありますが、業務委託は仕事内容も自分で選択できるので自分の得意を生かすことができます。

自分が伸ばしたいスキルを伸ばせることもメリットですね。
③自分で対価を決められる
自分のスキルに応じて対価を決められますので、単価を自分の裁量で上げていくことができます。

数字という目に見える形で自分の成長を感じられるのでやりがいを感じやすいのではないでしょうか。
業務委託デメリット
①総務・労務・営業等を自分で行う
会社勤めだとそれぞれ専門の課があり、自分の業務のみ行えば良いですが、業務委託の場合は自分で全て行います。
業務を行いながら庶務全般も同時進行で行っていきますので、タスク管理や時間管理能力も必要です。
例えば、このような業務があります。
- 確定申告
- 保険の管理
- 見積書、請求書、納品書等の発行
- 契約書の作成
②契約解除になることがある
契約解除や契約の更新がされないこともあります。
例えば、会社の業績がよくなく人件費を削減する場合、まず契約を切られるのは業務委託者です。
突然、契約が解除になっても会社員のように失業保険は給付されません。

このようなリスクがあることは知っておき、複数の業務委託先と契約するなど保険をかけておきましょう。
③労働時間の規定がない
業務委託は労働基準法が適用されないため、時間の規定がありません。
例えばこのような規定です。
- 1週間40時間を超えて労働させてはいけない
- 1日8時間を超えて労働させてはいけない
わたしの経験したことでいうと、労働時間の決まりがないため、深夜や休日にもお客さまから連絡がきて仕事をしていたこともありました。

Webやデザインのお仕事は急なトラブルや締切もあるので仕方ない部分もありますが、事前に営業時間や月に何時間稼働するのか等は話し合っておいた方が良いです。
④損害賠償請求につながることがある
納期に間に合わなかった場合や、情報を第三者に漏らした場合など取引先から損害賠償請求を求められることがあります。
情報漏洩をしないように対策をとったり、万が一損害賠償請求を求められた場合、どの範囲まで責任を負い違約金はいくらなのか等、契約書を交わしておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
繰り返しになりますが、業務委託は契約の選択肢が高い反面、リスクを伴ない責任も重いです。
メリット・デメリットを把握した上で自分に合った契約方法なのか考えてみて下さいね!
それではまとめです。
- 好きな時間・場所で働ける
- 自分の得意な分野で働ける
- 自分で対価を決められる
- 総務・労務・営業等を自分で行う
- 契約解除になることがある
- 労働時間の規定がない
- 業務を完了できなかった場合、損害賠償請求につながることがある