MENU

【業務委託】案件単位・時給制それぞれのポイントと注意すること

【業務委託】案件単位・時給制それぞれのポイントと注意すること
こんな人におすすめの記事です
  • これから業務委託で働く
  • フリーランスの方
  • 業務委託のポイントと注意することを知りたい方
マッシュ

こんにちは!
フリーランスWebデザイナーのマッシュ(mush__design)です。

働き方が多様化し、業務委託という契約形態の認知度もだいぶ高まってきたように思います。

わたしは8年前からフリーランスで働き、「案件単位」と「時給制」という2種類の業務委託の契約形態を経験しました。

案件単位と時給制の、それぞれの業務委託のポイントと、経験する中で感じた注意した方が良いことをまとめましたので、これから業務委託でお仕事される人は参考にして下さいね。

それではご覧ください。

この記事を書いてる人
目次

わたしが経験した業務委託は2種類ある

わたしが経験した業務委託は2種類あり、案件単位の業務と時給制の業務です。

①案件単位制

1つ目は案件単位。案件単位の業務は請負契約になります。

マッシュ

Web業界はこの請負契約が多い印象です。

ポイント

  • 成果物を完成させることで報酬を受け取る
  • 基本的に請負側から途中解約はできない
  • 納品できなかった場合、賠償金請求されることがある

具体例

  • 毎月20万で1件のWeb制作をする
  • 毎月1万円でテキスト修正と画像の差し替えをして欲しい

②時給制

2つ目は時給制。時給制の業務は委任契約になります。

Web・デザイン業界では時給制は少ない印象でわたしも経験したのは2社のみです。

※2024年追記

2024年辺りから、オンライン秘書・アシスタントなどのお仕事が出てきて、時給制のお仕事が増えている印象。

わたしも時給制でお仕事をする機会が出てきました。

ポイント

  • 制作物の完成しなくても対価が発生する
  • いつでも解約可能(契約に基づく。だいたい1ヶ月前に申告が多い)

具体例

  • 月◯時間の中でデザイン・Web業務をして欲しい
  • 月◯時間の中でバックオフィス業務をして欲しい

案件単位で注意すること

①交通費は発生するのか

対面でのお打ち合わせがある場合に交通費が発生するのか確認しましょう。

業務委託の場合、委託料に交通費が含まれているパターンと別途支給されるパターンがあります

②営業時間を伝える

営業時間は事前に伝えておきましょう。

なぜかフリーランスは24時間365日働いていると思われがち

深夜や土日にも連絡がくることがあったりと対応に悩んだことがありました。

中には土日祝日も営業している会社やWeb・デザイン業界は締切やトラブルがつきものなので、急に深夜や土日に対応が必要なこともあります。

マッシュ

これらも踏まえて事前に話し合っておくことでお互いに気持ちよく働くことができると思います。

③修正回数を決める

修正回数は何回なのか決めておきましょう。

とくに業務委託のお仕事の中でも制作会社の下請けの業務はお客さまと直接やりとりできないので、認識の違いなどがうまれやすく修正が重むことがあります。

時給制で注意すること

①交通費は発生するのか

案件単位と同じように交通費が発生するのか確認しましょう。

②月に何時間まで稼働するのか・超えた場合はどうするのか

月に何時間稼働するのか話し合っておきましょう。

また、契約時間をオーバーすることもあるので超過料金も話し合っておくことをおすすめします。

③事務作業の時間は含まれるのか

Web・デザイン制作の他にお打ち合わせ、議事録作成、請求書作成などの事務作業の時間も発生します。

この時間も業務時間の中に含まれるのか含まれないのかを確認しましょう。

④どのように制作時間をカウントするのか

どのように制作時間をカウントするのか確認しましょう。

わたしが経験したのはスプレッドシートに制作した時間と内容を記入するタイプと、実際にかかった時間分を請求するタイプがありました。

これは業務委託ではない!注意な案件

時給制で「10時〜17時で仕事して下さい」など時間に縛りがある場合、これは業務委託ではなく、雇用契約になると思います。

なぜなら、業務委託の特徴として労働時間に規定がないからです。

会社側は時間に縛りを設けることで扱いやすかったり、社会保険を払わなくて良いなどメリットがありますが、フリーランスにはメリットが全くないので注意して下さいね。

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事は業務委託で仕事をするにあたり、事前に知っておけばよかったと思ったことばかりです。

これから業務委託で働く人のお役にたてると良いです。

【業務委託】案件単位・時給制それぞれのポイントと注意すること

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Web系フリーランスママが経験した学びを「フリーランス」「Webデザイン」「子育てと仕事の両立」に分けて記録しています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 時給での業務委託はあまり多くはないのですね。なるほどです。

    業務委託契約を時給単価で受けることになりそうで少し気になったのですが、

    以下先方の説明です↓
    ”時間稼動については申告制を取らせてもらってい明日。月末で稼動時間を締め
    ていただき、報告&請求書を発行いただければと思いますが、初めのうちは週間
    で報告いただいた方が良いと思いますので、稼動時間+稼動内容を報告してもらえ
    ればと思います。請求書、また稼動報告に決まったフォーマットはありません”

    時給単価で業務委託契約は初めてなのでわからないことも多いのが正直な気持ちです・・

    マッシュさんがおっしゃっているように、スプレッドシートなどを利用して自分で
    管理し、成果物を納品し、それにかかった時給、稼動時間などを先方に提出し、
    請求書を発行する。

    という流れだと思うのですが、その正直な申告をきちんと相手側が認めて受け入れ
    てくれるのかという無駄な不安を抱えちゃってたりもします・・・

    マッシュさんはこの業務委託契約の形で2社経験があったとおっしゃていましたが
    実際にどういう感じだったのでしょうか。 もし差し支えなければ教えていただけ
    ると幸いです。

    • コメントありがとうございます^^

      わたしはスプレッドシートで自分で管理し、先方にかかった時間を報告⇒請求書を発行していました。
      とくに指摘されてたことはなかったです。

      はじめての取引ですと不安ですよね。
      わたしはスタート前に先方から渡された契約書を弁護士さんに見てもらい、いくつか記載事項の追加や変更をお願いして、不安のない状況でスタートさせました。

      ご参考になれば幸いです。

コメントする

目次